【親目線】バスケをやっている子供との接し方で必ず意識している3つのこと【ミニバス】

バスケ

子供の習い事を応援するのって意外と難しい・・・以前の僕はそう感じることがありました。

僕の子供はミニバス(小学生のバスケットボール)チームに所属しています。
僕自身も小学校から大学までバスケをプレーしていたので一緒に練習したり応援したりするのが今はとても楽しいです。

ですが、バスケのプレーヤー目線や大人目線で子供を見てしまうことに悩んだ時期もありました。
ミニバスのチームには未経験の親御さんももちろんたくさんいて、皆さん色々な悩みを抱えながら応援の姿勢を模索してるようでした。
色々な考えを持つ親御さんたちと会話している中で気づきを得ながら自分の子供を応援するための心構えを作ってきたので、バスケを頑張ってる子を持つ親の一意見としてこの記事を通して子供への接し方で悩みを持つ方の参考になれればとても嬉しいです。
そしてバスケを大好きになってくれる子供が増えるともっと嬉しいです。

子供を応援する親の悩み

ミニバス・バスケのチームに子供が参加すると少なからず親も関わることになるのですが、関わる姿勢によって悩みが出てきたりします。
「子供が好きにやったらいいよー」という放任系の親御さんは純粋に応援して楽しめるとは思います。

僕が関わった保護者は自分の子供に期待をしている方が多かったので、その分悩み事もたくさん抱えているように見えました。
(チームが代々強い歴史あるチームなのでそうゆうのもあるかもしれません)

代表的なものとしてあげると
・どうして言われたとおりにできないのか(経験者の親に多い)
・アドバイスすると子供に嫌がられる(未経験者の親に多い)
・どうやったら上達するのか知りたいけどわからない(未経験者の親に多い)
・自分の子供が活躍してほしい、どうしてあの子が・・・(他の子に負けたくない)

(チームの保護者と気が合わない・・・などは今回は別問題とさせてくださいmm それ系が実はたくさんあるんですけどね)

これらの悩みに対して大人が接し方の意識を変えるだけでも解決できることはあるので参考にしてみてください。

バスケに関する子供への接し方で意識していること

では僕がバスケに関することで子供に接するときに必ず意識していることを紹介します。
これを意識するようになってから僕自身も子供への関わり方が良い方向になって楽しく応援できるようになりました。

子供であることを忘れない

「当たり前じゃん、どうゆうこと?」と言われそうなので説明します。
経験者の親にありがちなのですが(僕自身もそうだったんですが)バスケをやっているのはまだ小学生の子供です。
中高生や大人であれば理解できる作戦の意図、練習内容の説明、状況判断などが何度言っても理解できない。
そんなことがミニバスでは普通に、至るところで見られます。
「なんでそんなこともわからないんだ?」
「こうしたら良い結果になるじゃないか。考えられないのか?」
特に経験者の親はバスケにおいてはこう感じてしまいがちで、子供に接する際に少なからずイライラすることがあると思います。

大人では少し考えればわかることでも小学生では難しいことがほとんどです。
大人と同じ理解度、発想、考えができる小学生は滅多にいないと思います。

なので、バスケに関しての接し方としては「相手は子供、まだ小学生だしね」ということを必ず意識することにしています。

最初から答えを教えない。子供に考えさせ教えてもらう

こちらも経験者の親に多いですが、子供に全部教えてしまうことって多いと思います。
教えるというか1から10まで指示してその通りに動かすといった方がイメージしやすいかもしれません。
その場では実現できても子供が理解していないので再現ができないことが多いと感じます。

僕の場合はボールの扱い方やドリブルの練習方法、動き方などのコツなどは教えます。
やり方は教えますが、その意味や応用したらどうなるか?などは子供自身に考えさせます。
子供の考えを教えてもらい、まずは認めます。
一度子供の考えを認めたうえで、「こんな意味・考えもあるよ」や追加のアドバイスをします。
そうすると子供も「そっか!なるほど!」とめちゃくちゃ腹落ちするので、次の練習ですぐに改善・成長が見られます。
この瞬間とても嬉しい気持ちになります。「ちゃんとできたね!やってみてどうだった?」と褒めつつ子供本人の感覚をしっかり身に着けさせるために感じたことを言葉に出すことを意識しています。

全部答えを教えてしまう方が大人側の手間が少ないのでやってしまいがちですが、子供に自分で考えさせることがバスケに限らず大切な接し方だと僕は考えています。

バスケ未経験の親御さんは追加アドバイスなどができない場面もあるかと思いますが、「こうしてみたらいいんじゃない?」と良かれと思って言うと、「やったことないじゃん、知らないじゃん」と言ってくる場合があります。
(子供って遠慮しないですよね)
その場合は子供に「教えてmm」という態度で子供自身にアウトプットさせることを意識してみると一緒に成長できると思います。

ミスは絶対に責めない

これが一番大事だと思っています。

自分の子供がミスをすると熱心な親ほど「なにやってるの!」とか「はあぁー。。」と感情がダダ漏れになります。
当然子供はそれを敏感に感じ取り思い切ったプレーをしなくなってきます。

バスケはミスが頻繁に発生するスポーツです。
外から見たら単純なミスであってもスピーディーに動きながら狭いコートの中では難しく感じることだってあります。

ミスをした時は上達するチャンスとして大人はしっかり見てあげることが大切だと思っています。
ミスをしてしまったらその原因と対策について子供に聞きます。
例えばキャッチミスをしてしまった場合ですが、
 親「あそこでキャッチできてたらシュート打てたね?どした?」
 子「ボールが正面にこなかった、速かった、取りづらかった・・・」
 親「どうしたらキャッチできるようになると思う?」
 子「キャッチの練習する」
 親「そだね。練習の時からパスのキャッチを意識するといいね。
   キャッチを確実にするには他に練習できることある?」
 子「ハンドリングの練習する」
 親「そだね。ハンドリング上手くなるとキャッチうまくなるね。
   正面にこなかったらどうすればいいと思う?」
 子「ボールを取りに自分が動く」
 親「そだね。ミートって言うんだよ。自分でボールを迎えにいってあげるといいよ」
と一つずつ分解しつつ自分で答えを出せたと思えるように誘導してあげます。
解決方法が子供自身で導き出せるし、練習すればミスを減らせることも理解できるので思い切ったプレーが出来るようになってきます。

ミスを責めるのではなく成長できるチャンスとして捉え、子供を導いてあげてみてください。

まとめ

バスケに限った話ではないですが子供の頑張っていることを応援するのは簡単なようであり難しいこともあります。

忘れがちなのが子供が主役ということです。

せっかくやってるのだから・・・という親心も理解できます(僕もそうなので)が、子供の体験が成長には大切ということを一番に考えてあげたいですね。

これからも子供への接し方について気づいたことがあれば発信していきたいと思います。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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