【バスケ】声出しができない、声出しの種類がわからない人が簡単に声を出せる方法とメリット

バスケ

バスケットボールをやっていると「声出せー」と言われることがありますよね。
でも声が出てこない。よく見る光景です。
バスケにおいて声出しはとても大事なことなのですが、声が出せないプレイヤー、チームはこんな状態だと思います。

  • 声出せと言われても何を言えばいいのかわからないし教わってない
  • どんな場面で声を出せばいいのかわからない
  • みんな声出してないから恥ずかしい
  • 声出して何のメリットがあるの?

この記事ではバスケの声出しができない人が声出しの重要性を知り、簡単に声出しができるような方法をお伝えしていきます。

バスケで声出しするメリット

まずはバスケにおいての声出しの重要性、メリットを知っておくことが大切です。
これを知れば明日の練習、ゲームから声出ししたくなると思います。

チームに勢いがつく、盛り上げられる

バスケをやってると色んな場面があります。
仲間がいいプレーをした時、ミスした時、勝ってる時、負けてる時、疲れている時・・・などなど。
各場面で声が出せているチームはどんな状態になると思いますか?

仲間が良いプレーをした時に声が出るチームは、勢いが出てさらにいいプレーができるようになります。
良いプレーでチームが盛り上がれば皆が「もっともっと!」と前向きな気持ちになり、思い切ったプレーができてさらに勢いがつくという好循環がうまれます。

ミスが出た時に「ドンマイ!」や「次いくよ!」の励ましの声が出るチームも同様です。
チーム全体がミスを怖がらずにプレーができる状態になるので、楽しく思い切ってプレーが出来るようになります。
その結果良いプレーが出来て、そこに声出しが加わればこちらもチームに勢いが出てきます。

勝ってる時、負けてる時も同じようなイメージをしてもらえればよいかと思います。

疲れているときでも声が出せるチームは全員で最後まで全力でプレーできています。
バスケは全力ダッシュを繰り返すスポーツなので非常に疲れますよね。
ゲーム終盤では疲労もピークで「もう走れない」と弱気になる場面もあるかと思います。
そんな時、チーム全体で励ましあえる声出しができれば「最後までがんばろう」と力を振り絞ることができます。

どうですか?
声を出せるチームはどんな場面でも声が出せて強そうに見えませんか?

プレー中にミスを防ぐことができる

バスケはミスするスポーツですが、声出しによって防ぐことができる場面はたくさんあります。
特にディフェンスの時に声出しが有効な場面が多いと思います。

まずはゲーム開始直後や交代直後に発生しやすい、自分のマークが誰かわからなくなる場面。
ディフェンスの時に自分のマークがわからなくなると相手がフリーになるチャンスを与えてしまいます。
そんなミスを防ぐには、ディフェンスに切り替わるタイミングで「4番オッケー」とナンバーコールするだけです。これだけでミスが減り相手にチャンスを簡単に与えなくすることができます。

次に自分がマークしている相手にドリブルで抜かれてしまった時、そのままだと相手に簡単にシュートを打たれてしまいます。
そんな時に「ヘルプ」と言うことで味方がカバーに入り助けてくれます。
また、カバーに入ったチームメイトが「カバーOK」と声を出せば、その人が本来マークする人に対して他のチームメンバーが意識を向けることができるので、カバーのカバーにも入りやすくなります。
声を出さないとボールと自分のマークにだけ集中してしまうことになり、チーム全体でのディフェンスが出来ず簡単に攻め崩されてしまいます。

他にも色んな場面がありますが、声出しをすることでのメリットって結構大きいんだなと思いませんか?

声出しのシーンと種類

バスケのプレー中の声出しはプレー中の会話を含めてたくさんありますが、必要最低限の声出しシーンを覚えておきましょう。

オフェンス時の声出し

声出しのメリット部分で触れた内容がメインですが整理しておきましょう。

シュートが決まった時:「ナイッシュ!」「ナイスシュート!」と共にハイタッチなどして盛り上げる
アシストパスが通った時:「ナイスパス!」の一言でパス出した仲間を盛り上げる
パスもらう準備ができた時:「はい!」でパスもらう準備ができたことを伝える
24秒まで残り少ない時:「10秒!」など伝えてシュートで終わる意識を高める
仲間がミスをした時:「ドンマイ!」「切り替えるよ!」「ディフェンスがんばるよ!」と声かけして気持ちを切り替える

オフェンスの場面での声出しは意識すれば出来る内容ですがチームに勢いをつけるものなので全員でやっていきたいですね。

ディフェンス時の声出し

ディフェンスでの声出しは簡単なものもあれば、普段から意識してないと咄嗟に出ないものもあります。
普段の練習から意識してやってみましょう。

ナンバーコール:ゲーム開始時、ディフェンスに切り替わった時、交代発生直後のタイミングで自分のマークマンの番号を「4番OK!」など仲間に知らせる
自分が抜かれた時:「ヘルプ!」「カバー!」と仲間に助けを求める。完全に抜かれてなく追いついた時でも声出しすることでオフェンスはカバーを警戒して躊躇する可能性もあります。
カバーに入る時:「カバーOK!」と言うことでオフェンスに警戒させる。また、仲間に自分のマークマンへの警戒をしてもらう
相手がスクリーンを仕掛けてきたとき:「スクリーン!」と教えることで仕掛けられた仲間に警戒させる
スクリーンに掛かってしまった時:「スイッチ!」と言うことでスクリーン役をマークしていた仲間に自分のマークマンをマークしてもらう。自分はスクリーン役をマークすることになる。
スクリーンをかわせる時は「そのまま!」など声出ししてマークマンは変えずにディフェンスを継続する
速攻仕掛けられた時にボールマークする時:「ボールOK!」と言うことで仲間にボール持ってないオフェンスをマークしてもらう(速攻の時は自分のマークに関係なく戻った人からディフェンスを始める)
仲間がボールマンに対してディフェンス頑張ってる時:「ナイスディフェンス!」と声かけして盛り上げる

ディフェンスでの声出しは一瞬の判断に対して行う場合が多いので普段から意識しておかないとなかなか難しいかと思います。
一つずつ声が出せるように練習から声出ししてみてください。

簡単な声出し方法

オフェンス、ディフェンスでの声出し場面について紹介しましたが、声出しを身に着けるためにまずは3つやってみてください。
・オフェンスでのシュートが決まった時:「ナイッシュ!」と仲間を褒める
・仲間がミスした時:「ドンマイ!」と励ます
・ディフェンス開始時:「4番OK!」とナンバーコールする

分類としては仲間の結果に対する声かけと、自分の役割について明確にするための声出しです。
判断は必要なく、誰にでも出来る声出しの第一歩であると思います。

まずは簡単な声出し・声かけから始めて、チーム全体で盛り上げていく雰囲気を感じてみてください。
きっといつもより楽しく充実してバスケがプレーできると思います。

声を出すことに慣れてきたら余裕ができるのでその他の声出し・声かけも出来るようになってきます。
最終的には仲間にして欲しい動きを伝えあうなどのゲーム内でコミュニケーションが取れるようになり、よりよいプレーが出来るようになってくることでバスケがもっと好きになると思います。

以上、バスケで声出せと言われても何と言えばいいのかわからない人に向けた声出し紹介でした。

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